2009/7/26 那須・三斗小屋宿跡付近の会津中街道を歩いていて
『シャクジョウソウ』に出会いました♪
シャクジョウソウ (錫杖草)
【花期】 7~8月
【草丈】 10~20 cm程度
【和名の由来】 その姿が僧や修験者の持つ錫杖(環のついた杖)に似ていることから
【生育地・特徴など】 山地の暗い林内に生える多年生の腐生植物
茎は肉質で、黄色っぽい褐色。葉には葉緑素はなく、退化して鱗片状
茎の先に長い鐘形の花が数個下向きにつく
密教法具の錫杖(しゃくじょう)は
僧侶や修験者が身に降りかかる危険や煩悩を振り払い、己の身を守るために使われる法具
シャクジョウソウはギンリョウソウと同じ腐生植物の1つ
黄褐色で目立たない花
ギンリョウソウよりも遅く、7月の中旬頃から咲きだすが、あまり見かけることはない
ギンリョウソウ」は1つの株で花を1つ咲かせるのに対し、シャクジョウソウは数個花をつける
腐生植物とは、種子植物の内で、植物体に光合成で自活する能力がなく、菌類と共生して栄養素を得て生活するものを指して呼ぶ言葉である
爺がこれまでに出会った腐生植物・・・・
ツチアケビの花にも以前出会っているが写真が見つかりません
ショウキラン
みな変わった植物ばかり
他の腐生植物も見てみたい♪
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